恐怖症の治療法■プロの手で行われる認知行動療法の流れ

      
恐怖症の治療法■プロの手で行われる認知行動療法の流れ

 

この記事は、ストレスや恐怖を自分でコントロールしてバランスをとることができるようにする療法について紹介しています。

 

「認知行動療法」というのは、認知(その人のものの受け取り方、考え方)に働きかけてストレスや恐怖を緩和させる精神療法です。

 

簡単に紹介している記事はこちら・・心が折れない思考法を身につけよう!

 

 

ストレスのコントロールを模索するうちに偶然見つけた認知行動療法

 

幼少からの筋金入りのタナトフォビア(死恐怖症)の筆者OSUが、勝手に編み出した思考法があります。

きっと自分以外の人にも役立つ・・!と思い、この方法についてブログに書こう!とまとめていると、とっても似ている療法をたまたま知ったのでした。

調べてみたら治療というだけあって、プロセスがはっきりしているし、これはお伝えしたいな、となったのです。

 

 

認知行動療法って何?

 

人それぞれストレスや恐怖を感じる状況は違います。

その人にとってストレスや恐怖を感じるような特別な状況下になると、「自動思考」と呼ばれるその時勝手に沸いてくる考えによって、悲観的に偏った考えを持ってしまいます。

この自動思考というのは、人によって癖があります。

悩みやすい人、怒りやすい人、など〇〇しやすい、という個人の特徴は自動思考のくせによって生み出されているのです。

 

この偏った考えのせいで、ストレスや恐怖を解決できない心の状態になってしまいます。

そしてさらにストレスや恐怖が増大していくという大変な悪循環に陥ってしまうのです。

 

この「自動思考」を抽出して、現実との食い違いを冷静に見つめ直し

心のバランスをとれるようにするのが「認知行動療法」です。

 

頭の中にもうひとりの自分を置いて、そいつが悩んでいる自分を客観視してくれつつ、完全な自分の味方もしてくれるということであれば悩むこともないと思うでしょう。

このもうひとりの自分をステージの最後列に座らせるとYAZAWAになりますが・・

実際それをやるとなると「悪い状態の自分を一歩引いて見る」のは結構難しいのですね・・。

 

 

魔法の治療ではなく、地道な精神筋トレ

 

実際にカウンセリングや精神医療で用いられているという「認知行動療法」ですが

そのような現場での治療の際も、カウンセリングの後のホームワーク(持ち帰って実践)が必ずの課題なんだそうです。

 

つまり日常生活で少しずつ意識を変えて整えていく方法、地道な精神の大改革なのです。

 

 

生きていて、ストレスや恐怖が日常生活に覆いかぶさっている自覚のある時があると思います。

OSUの場合は物心ついた時からのタナトフォビア(死恐怖症)なのでそういう状態が時々あります。

しかし、「診察室で死ぬのが怖いと打ち明ける」というシチュエーションに正直どうしても抵抗がありました。

 

そもそも病気だとは思っていないので、自分で長い期間 頭をこねくり回しているうちに「認知行動療法」っぽいものを知らずのうちに会得していたようでした。

 

 

認知行動療法の流れ

 

今回は一般的に精神療法として実践されている「認知行動療法」の手順を調べたので、書いていきます。

 

もしタナトフォビア以外でも、不安症や恐怖症で通院するとして認知行動療法を取り入れるのならこんな感じか・・

みたいな感じで読んでいただけたらと思います。

 

 

手順をざっくりと書き出すと

  1. 悩みを洗い出す
  2. 日常生活で整える
  3. 思考のゆがみを見つけだし改善する

このような順序で進めていきます。

 

なんどもカウンセリングをしながら2と3を繰り返すことで、改善がみられるようになる・・とのことです。

 

ひとつずつ詳しく説明していきますね。

いつか詳しく書きますが、OSUはタナトフォビアといえども毛深い心臓の持ち主なので、精神科についてはつんつるてんの無知です・・。

なので、分からない人には分かりやすいのでは!と思います。

 

 

 

「悩みを洗い出す」

 

妨げになっている問題、悩みや苦しいと感じていること

本人やカウンセラーしか気づけない弱みなどをまずは腰を据えて洗い出します。

改めて、何が息苦しいのか。

同じく強みや長所も同じくらいの時間をかけて丁寧に見つけ出す時間を作ります。

 

今後の思考を柔らかくするための活動の計画を立てるために、現在の自分のことをしっかり知る必要があります。

 

 

 

「日常生活を整える」

 

いくらお医者さんやカウンセラーの力を借りて考え抜いても

自分のことを頭で理解しただけでは、余計に塞義こんでしまいそうですよね。

 

これは行動的技法と呼ばれているそうですが

  • ポジティブに言い換える
  • 注意そらし法
  • リラクセーション
  • 有意義な時間の使い方習得
  • 運動
  • 飲酒、薬物、カフェインの制限
  • 不眠があれば改善治療をする
  • 他の人に聞いてみる
  • 読書療法

まだまだ全然書ききれないほどありました。

これらの行動をすることで、日常生活から整えていくと。

 

 

良い影響が出やすい行動というのは、個人によって様々なパターンがあって

それを見つけてくれるのも、お医者さんの成せる業ということですね。

自分に合った行動的技法をスムーズに見つけるために、先の自分を見つめ直すステップがとても重要だったのです。

 

さらに、行動的技法もやみくもに行うわけではなく

  1. 日常行う決まった活動
  2. 優先的に行う必要がある活動
  3. やりがいを感じたり、楽しめる活動

このように分類をして、1から優先順位をつけて行っていくようです。

 

 

確かに 生き方=日常 ですから、日々の身体活動や運動などで、コントロール感覚や自信を取り戻すことが大切なのでしょう。

カウンセリングの後はホームワークをして、日常生活そのものから変えていく療法でしたが、他人とかかわることなども合わせて行って、思考を柔らかくして適応力を高めていくトレーニングなのだそうです。

 

 

生活を整えることが、自尊心を取り戻すことに繋がるのかな、と思いました。

その自尊心を取り戻す作業というのが、何よりも大事なことのように思いました。

 

以前別の記事に書きましたが、生活の乱れが精神状態の乱れに繋がるのは医学的に解明されている事実です。

夜中に急に不安になってしまう納得の原因と対処法

 

 

 

「思考のゆがみを見つけだし改善する」

 

 

OSUはこの記事を書くにあたって保健医療従事者用の手引きを参考にしたのですが、悩みを抱えている方が自分自身で問題を解決してこそ、本当のゴールであるというようなことが繰り返し書かれていました。

「本人が自主的に思考のゆがみを見つけだし改善する」のが最終的に到達すべき場所なんですよね。

 

 

カウンセリングの進め方として書かれてる内容で、なるほどと思ったのが

 

× 不安をなくす

○ 不安を和らげる行動を考える練習をする

 

「具体的な」目標を自然に立てて実行できるようになることが、認知行動療法の最終的な目標のようです。

 

 

最後に

ちなみに私がこのブログで書こうとしていたのは、精神医療における認知行動療法ではないのです(^^)

OSUがタナトフォビア(死恐怖症)から派生したやばい感情をコントロールする為に、自己流で編み出した考え方が、この認知行動療法に似ていたので、比較のために今回の記事を書きました。

 

でも調べてみるとカウンセリングというのはとても筋道がしっかりしていて、本当にこれを一人でなく医療従事者と一緒に進めていけるのであれば結構プラスの効果が期待できるんじゃないか?と思いました。

 

 

精神科について、話の又聞きレベルの理解しかなかったのだなとちょっと反省です。

一昔前のような、ろくに話も聞かず薬だけ投げてよこすような病院ばかり・・というようなことは減ってきているのでしょうか?どうなの?

 

病院の口コミもネットでチェックできる世の中ですもんね。

Googleレビュー星1の病院って、結構ありますよね!

レビュー読むとだいたいコミュニケーション不足が原因ぽいですが・・

 

 

風邪を治す感覚で心療内科の門を叩くほど、精神医療はまだまだ身近ではありません。

でも、なんというか、もっと気軽なものとして捉えてもいいのかもしれないな・・と私の中で思いもよらぬ精神科への意識改革が起こりました。