心気症を飼い慣らせば やたら健康になれる

      
心気症を飼い慣らせば やたら健康になれる

もう数え切れないほど「気のせい」で病院に行っています。
物心ついた頃からちょっとした不調があると病院で診てもらわないと気が済まず、ノイローゼのようになってしまう子供でした。

大人になってから心気症という言葉を知り「あ、自分のことだな」と

このブログを始めた頃から、ずっと書きたかったテーマだったりします。
というのも「心気症」は日常生活に食い込んでくる症状であること、タナトフォビア(死恐怖症)とも密接な関係にあるようなのです。

 

わたしは子供の頃に「永久歯がグラグラしてる!菌が脳にいって死ぬかも!」気のせい。触ってるとマジで抜けるからやめなさい。
大人になってからも「心臓のテンポがおかしい、心臓病かも」気のせい「胃が気持ち悪い、胃ガンかも」気のせい「右足の付け根が痛い、卵巣ガンか、大腸ガンが、腎臓ガンかも」全部気のせい(便秘だった)

最近は「なんだこの胸のしこりは!!乳ガンだ・・」気のせい。よくこんな小さいしこり見つけたね。

という具合で年に数回は「病気だ!!」というパニックを起こしては、病院にノータイムで駆け込んでいます。

わたし本人は、この状態をそこまで悲観していなく「あー今回も大丈夫でよかったー!」という感じです。
ポイントは「ノータイムで駆け込む」です。
むしろ周りの方が「それ心気症っていう心の病気らしいよ・・大丈夫・・?」というテンションだったりします。

今回は、心気症とは具体的にどういう状態のことなのか、治療法はあるのか、わたしはこうしてます。という心気症との付き合い方・・といった感じで書いていきたいと思います!

心気症ってどういう状態?

「心気症」というのは、心の病気に分類されます。

  • 些細な体の不調がとても気になる
  • 自分が病気じゃないかという不安が半年以上持続している
  • 病院で健康と言われても次の病院を探してしまう

具体的にはこんな感じの症状があって、日常生活に支障をきたすようになると、心療内科の門を叩くことになり、最終的に心気症と診断されるようです。

じゃあ不安が半年続かなかったら心気症じゃないの?とか
病院で検査を受けると納得できるけど、次から次へと不調に感じる箇所が出てくる・・
という人もいると思います。

あくまであげた症状は目安であって「他のことに手がつかない」「どんな検査をしても納得できない」などで、精神医療に頼りたいのであれば上記に当てはまらなくても受診したほうがいいだろうな・・と思います。

結構色々と「持ってかれる」症状に間違いないからですから・・

心気症だと何が困る?

まずは、心気症は不安症の一種、です。
なので不安症特有の肩こり、頭痛やめまい、物忘れ、不眠などを併発することがあります。
それも相まって「ああ、やっぱり病気なんだ・・」みたいになったりします。

また、心気症は常に不安や葛藤と戦っている状態です。それが理由でうつ症状が出る場合も結構あります。
病気かも・・と思い込んでしまうことで、心が塞いで体に不安症の症状が出る→症状に対して「病気かも・・」と萎える
実際に、このループに陥るとなかなか抜け出せません。

あと、何度病院に行っても安心できないとなると、純粋に医療費がかさみます。

心”身”症と心気症は全く違う

よく言われる心身症と心気症の違いですが、スタートから別物だったりします。

もし、自分が当てはまっている場合は「ストレススタートの不調なのか」「不調スタートのストレスなのか」一考してみるのがいいでしょう。

  • 心理社会的なストレスで実際に体に異常が見られる・・心身症
  • 思い込みで具合が悪くなる・・心気症

心気症で受診した場合の治療の流れ

心療内科や精神科で心気症の治療を受ける場合、まずは病気がないことを確証づける検査を専門の病院できちんと受けることからスタートします。
わたしの場合「お医者さんを逃さない術」(後述します!)のおかげで、ここで何もなければスッキリ帰宅します。

ですが、検査結果に異常がなくても、病気の不安が解消されない・・という場合は、次の段階「認知行動療法」
で思考を変えるトレーニングを行います。

認知行動療法について書いた過去記事です
恐怖症の治療法■プロの手で行われる認知行動療法の流れ

自分だけで思考を変えられない場合、周囲の助けも必要です。
「まーた言ってるよ・・本当に心配性だな(呆れ)」みたいな反応、結構みんな冷たいんですよねw
あんまり頻繁だと。でも身近な人にはきちんと心気症について説明して、優しくしてもらいましょう。
一生懸命説明すれば、きっとわかってもらえるはずです。

もし頑張って説明しても一蹴されたら、相談に乗るのでメッセージください!

せっかくだから健康維持に利用しよう

私はちょっとでもどこか痛かったら、速攻で病院に行きます。
小さい頃は「もし病気だったらと思うと怖くて病院に行けない」というマインドだったのですが、結局病院に行かないといつまでも怖い期間が続くだけなんですよね・・
それに気づいてからは、本当にノータイムで、悩む時間を最小限に病院へすっ飛んでいくようになりました。

不調に不安を抱える期間が長ければ長いほど、不安を解消しにくくなってしまう。というのが経験談だからです。

お医者さんを逃さない術とは

あとは、先に少し書いた「お医者さんを逃さない術」についてです。
病院の帰りに「あ、これきいとけばよかったな」と思うことありませんか?

心気症の場合、この「聞き漏らし」がダイレクトに不安につながります。

なのでわたしは下手に出つつ、自分のペースで会話することを心がけ、お医者さんに聞きたいことはその場で全部聞きますw

例えば、お医者さんって一方的に説明して、はい終わりです。みたいなことが多いです。
でも、お医者さんは病気のスペシャリスト・・いわば病気オタクです。

なので、症状についての説明に「へえ〜!なるほど!」という相手の知識を賞賛する合いの手を入れつつ(めっちゃ重要)「ということは、これはこういうことですか?」と疑問をぶつけると、

「違う違う!それはね・・・」という感じでベラベラ喋り始めるお医者さんが多いです。

あとは「ネットで調べていたらどんどん怖い情報が出てきてしまって不安で・・きちんとした専門家のご意見を聞きたく・・」という文句もおすすめです。
決して「心気症」というワードは使わずに、ネットの知識に踊らされる情弱を演じます。
するとネットの半端な情報に憤りと対抗心を燃やしたお医者さんが、次々と情報をくれます・・。

「お大事にどうぞ」と言わせないスタイルです。

毎回こちらから「あー安心した!オッケーオッケー!わかりました!じゃあ帰りまーす!」という感じです。

心気症は必ずしもマイナスではないと思う(強気)

若干、人騒がせ感はありますが、わたしは飛蚊症が増えた気がする・・と行った眼科で網膜裂孔を見つけてもらえたこともあります。その場でレーザー治療ですみました。
もしも気づかず放置すると網膜剥離を起こす要因になるものです。
剥離してしまうと視野が狭くなったり、視力が低下したり、外科手術も必須です。

病院から遠ざかるよりはいい、と開き直ることで前向きになれることもあります!

あとは、医療費の確定申告を真面目にやることですね(めっちゃ重要)